収入証明書とはどのようなものですか?
収入証明書は、契約者の支払能力を客観的に表すことができる書類です。この収入証明書によれば、その人が前年にどのくらいの所得があったのかを知ることが可能です。
住宅ローンを組む際に、金融機関に提出する公式の収入証明書とは?
住宅ローンを組む際に、金融機関に提出する公式の収入証明書は、勤務先や市役所(区役所・町村役場)で発行される「住民税納税証明書」や「住民税納税通知書」になります。
自営業者の収入証明書にはどのようなものがありますか?
住宅ローンを組む際に、自営業者が必要になる収入証明書としては以下のようなものがあります。
■税務署が発行する納税証明書(所得金額用及び納税額用)
■市役所(区役所・町村役場)が発行する住民税納税証明書
■市役所(区役所・町村役場)が発行する住民税課税証明書
なお、以下の人は毎年確定申告をしなければなりませんが、このときに計算される所得総額が金融機関に報告する収入となります。
■給与の額が2,000万円を超える人
■給与所得と給与所得以外の所得のある人
■自営業者など給与以外の所得のみの人
サラリーマンの収入証明書にはどのようなものがありますか?
住宅ローンを組む際に、サラリーマンが必要になる収入証明書は、金融機関によっても異なりますが、源泉徴収票のみを提出すればよいというところもあるようです。
ただし、年末調整のときに会社から受け取る源泉徴収票というのは、前年の給与総額を知るうえでは手近な資料ではあるのですが、公的な収入証明書ではありませんので注意しておきたいところです。
公式の収入証明書である、「住民税納税証明書」や「住民税納税通知書」が必要になるのか、それとも源泉徴収票だけでよいのかどうかということについては、金融機関に確認するようにしてください。 |