住宅ローン控除入門その3



契約書は実印?

実印とはどのようなものでしょうか?

実印は、市区町村の役所に印鑑証明として登録してある印鑑のことです。

最近は、スタンプ型の安くて便利な印鑑も出回っていますが、基本的にはそうしたスタンプ型の印鑑というのは印鑑証明としては登録できません。

また、文具店等の店頭で販売されている既製品の三文判は受け付けてもらえますが、微妙な印影は異なるものの実際には見分けのつかないものも多く出回っています。

よって、可能な限り、印影のしっかりしたオーダーメイドの印鑑を印鑑専門店でつくるようにしたいところです。

では、印鑑はオーダーしてからどのくらいで出来上がるのですか?

実印として使用する印鑑の作成には、数週間から1か月ほどの時間がかかるものもあります。

また、印鑑登録に際しては、いったん自宅へ確認のハガキを出すことになっていて、印鑑登録の手続きしたその場では印鑑証明を受け取ることができないという自治体もあるようです。

こうしたことも考えますと、実印の捺印や印鑑証明が必要になる時期が明らかになったら、その約1月半くらい前までには印鑑の発注をしたいところです。

複数の人で住宅ローンを契約する場合には、全員の実印がいるのですか?

複数の人で住宅ローンを契約する場合や、不動産を共有するといった場合には、契約する当事者全員の印鑑証明と実印が必要になります。

実印が必要な理由は?

実印が必要なのは、日本という国は印鑑社会だからです。契約書をはじめとした公的文書では印鑑がないと通用しません。

逆に、似た印鑑があれば、本物そっくりの文書の作成も可能です。特に委任状※があれば本人の知らぬ間にマイホームを売却することだって可能なのです。

三文判の実印ですと、紛らわしい委任状を作成されるおそれもありますので注意が必要です。

マイホームを取得するということは大きな資産をもつことになるわけですから、複雑な法律関係が生じる契約書に捺印するというその重要性についてはしっかりと認識しておきたいところです。

※自分が所持している法的能力を他人に任せる文書のことです。


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