住宅資金を夫婦で負担した場合はどうしたらよいでしょうか?
夫婦共働きで、夫婦で資金を出し合って住宅を取得した場合には、原則として、共有名義にします。
具体的には、登記の手続きをして土地と建物の所有権を共有名義にします。
共有名義での登記の手続きはどのようにすればよいのでしょうか?
共有名義での登記の手続きですが、通常は、頭金や住宅ローンなど負担した資金の割合に応じて持分割合を決定します。
具体的には、以下の例のようになります。
■夫の負担割合 ⇒ 頭金600万円+住宅ローン2,600万円=3,200万円
■妻の負担割合 ⇒ 頭金100万円+住宅ローン700万円=800万円
■持分割合 ⇒ 夫3,200万円 : 妻800万円=4 : 1
住宅資金を夫婦で負担したにもかかわらず共有名義にしない場合どうなるのですか?
住宅資金を夫婦で負担したにもかかわらず片方のみの名義にしている場合には、贈与とみなされ贈与税が課税されるおそれがありますので注意してください。 |