住宅ローン控除入門その3



借地権や定期借地権は住宅ローン控除の対象になりますか?

借地権や定期借地権は住宅ローン控除の対象になりますか?

居住用の住宅の敷地としての土地等は、住宅ローン控除の対象になります。

これには、土地と土地の上に存在する権利も含まれています。

よって、権利金としての性格をもつ借地権も土地等の取得に当たることになります。

では、定期借地権についてはどうでしょうか?

定期借地権の土地の対価は保証金という名目で取引され、50年間無利息で地主に預けるわけですから、これは通常の土地の上に存在する権利を取得したということにはならないまでも、実質的には、保証金額から保証金の現在価値相当額を控除した金額を定期借地権の取得に充てたのと同じことになります。

結論としては、その金額は住宅ローン控除の対象にすることができます。

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ここでは、住宅ローンを利用して一戸建ての住宅を取得するに当たり、家屋を息子名義、土地を父親名義にした場合について検討します。

この場合は、両者ともに住宅ローン控除を受けられるのでしょうか?

住宅ローン控除を受けられる人というのは、あくまでも家屋の取得者です。

家屋の取得者が同時に土地等を取得した場合には、土地等まで取得借入金の対象を広げるということですので、土地だけを取得した父親の方は、住宅ローン控除の適用はありません。

よって、家屋を取得した息子の方だけが住宅ローン控除を受けられるということになります。

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